株式会社池田工務店公式サイト

最近問題となっているウッドショックについて情報を頂いたので転載させて頂きます。

・本来5月に工場をメンテナンスする工場が多く、生産量は低下する見込みだった。

・受注残を抱えた最中、3月に石巻合板、4月に秋田プライが火災を起こし一部仮需が発生。

・現状の生産は低水準、今後もメーカー主導の展開が予想される。

 

・首都圏、主要港在庫は軒並み低水準。現地での感染増もあり生産力が低下。

・現地マレーシア・インドネシア共に他国向けが好調。

・人手不足、原木不足、コンテナ不足などを要因に海上運賃が上昇。

・今後も価格上昇は免れず注視が必要。

 

・木材の価格上昇について10月-4月の6ヶ月間で輸入材を使ったSPF2×4（ツーバイフォー）材が62％、ベイマツ乾燥材正角が44％、同平角が36％、レッドウッド集成材平角が25％、ホワイトウッド集成管柱が22％、それぞれ上昇。輸入材だけでなく国産材　　　にも波及し国産のスギ乾燥材正角も上昇率が46％に達した。

・他国向けの引き合いが強く、理由としてコンテナ不足により船で運ぶよりも貨車で持っていける陸送（EU圏や中国圏）をメインで出している。

・各商社はプレカット工場向けを最優先で仕入れをしている、理由としてプレカット工場へ納品し家が建たないと、それ以降の商売へ影響がでることを危惧している為と考えられる。

これらにより年内の改善は非常に難しいと推測される。

今後も情報が入り次第、出来る限りお伝えしていきたいと思います。